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ランボルギーニEギアのクラッチ取扱いについて。。。

最近のスーパースポーツモデルは、ランボルギーニがこだわるシングルクラッチシステムの”E-GEAR“(ガヤルド及びムルシェラゴ)や最新のアヴェンタドールLP700-4の”7速ISRトランスミッション“、そしてポルシェの”PDK”、フェラーリの”F1システム”を始めとするツインクラッチシステムなど、クラッチを使用してよりスポーツカーに相応しいダイレクト感を追求したシステムが主流です。そのツインクラッチシステムが主流となりつつある中で、ランボルギーニについては、最新のアヴェンタドールでさえ、”シングルクラッチ”にこだわっています。あえてシングルクラッチにこだわるメリットとは?コンパクトで軽量であること、コストが低いことはもちろんですが、ランボルギーニはシフトアップダウンの心地良いショック、レーシングカーの様なフィーリングを大切にしているから。これは乗って見たら分かりますね。ただ静かで快適なだけならツインクラッチを選択すれば良いでしょう。古典的かもしれませんが、敢えて上級者向けとでも言いたくなる”シングルクラッチ”を選択することで、より官能的なドライブフィールを大切にしているのです。技術が進化し、単にスムーズなだけでは楽しいと思えない人々の為に適度なショック、心地よいフィーリングをちゃんとコントロールして残しているのです。過激なくらい強い刺激を求めるあなたの為にランボルギーニは存在する。。。とは言いすぎですが、最新のガヤルドLP560-4をはじめとするモデルは、ノーマル、スポーツ、コルサの順にクラッチスピードがコントロールされていてお使いになるシーンやレベルに合わせた走りを楽しめます。

参考までの写真は、2004年モデル、ガヤルドの”Eギアクラッチ”
ガヤルドのクラッチシステムは、ツインプレートタイプで、カーボンのディスクが2枚重なって入っています。上の写真で見ると左の丸い円盤。カーボン製のディスクが2枚重なっているのが見えますか?ちなみにムルシェラゴはシングルディスク。ちなみに交換サイクルは、ガヤルドで15,000km程度から。ムルシェラゴで10,000km程度を超えてくると交換タイミングを気にした方が良いでしょう。定期点検をきちんと受けていただいているならば、クラッチ残量の確認が出来ますし、ランボルギーニのテクニシャンから適切なアドバイスを受けて頂く事ができます。ちょっとした取扱の注意と気遣い次第で、ガヤルドなら丁寧に乗れば3万キロ以上でも持ちます。

クラッチの取扱いは、商談中にも耐久性を気になさるお客様とお話していて良くご案内をさせていただくのですが、”クラッチに負担の少ない乗り方“として?私がご案内させて頂いていることは、以下のようなことです。
①バックで駐車時など、末切りまでステアリングを切って動かない!
4WDシステムのクラッチ負荷は2輪駆動の車よりも大きいです。また基本的に4WDシステムを採用している最新のランボルギーニは、ステアリングの切れ角も小さい為、バックでの駐車も一発では車庫入れ出来ません。そのため、ステアリングを目いっぱい末切り(右左目いっぱいまでステアリングを切ること)をして無理に少ない回数で車庫入れようとせず、2度3度と切り返しをして入れるか、頭を大きく振って車庫入れするのがベストです。
※ちなみに停止状態でステアリングを左右にぐるぐる廻して切ることは、ステアリングシステムの負担が大きい。切り返しのときは、出来るだけ車速が出ている時に予め逆に切ってから停止が上級者!
②坂道発進の注意!
上記①と同じですが、前進でもバックでも坂道発進の負荷が加わると、更にクラッチ負荷が×2!これは良くありません。坂道発進は極力ステアリングは真っ直ぐ、スタートしてからステアリングを切り始めるように。ステアリングの特性として、前進時は真っ直ぐにステアリングが戻ろうとしますが、バック時は逆にステアリングがどんどん深く切れ込んでいきます。つまりバックの時にステアリングを末切りまで切って、坂が昇りだったら、、、クラッチが焼けて焦げくさい臭いが。。。
たったこれくらいのことを知っていて気をつけるだけで、随分クラッチの負担は減ります。走行中のシフトダウンやシフトアップ時の負荷なんか大した事ありません!常に回転合わせる事とか、そんなこと気にしないで低速時の取扱いだけ気をつければ、後は走りを存分に楽しむべきです。アクセルを抜いて回転を合わせるとスムーズに繋がったり、アクセル踏みっぱなしでシフトアップして行くと爆音が気持ちよかったり、高速からのシフトダウンはバックファイヤを上げたりと、ランボルギーニのこだわる”シングルクラッチ”ならではの多少の扱いにくさも、腕とセンスで楽しんでいる方は沢山いますし如何様にもコントロールできます。扱う腕とセンスがあれば。それを是非皆様に楽しめるようになって欲しい。

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クラッチ残量は今どのくらいか?クラッチの振動、ジャダーが気になる、などなど、調子の良し悪しに不安を感じたら是非気軽にご相談下さい!

カテゴリー:日本橋ワークショップ

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